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【投資関係】(investment)

【インド株×長期投資】今後の見通しは?インド株がおすすめされる理由を解説!

サラリーマンA

オルカンやS&Pを最近やっと買い始めたけど、インド株も盛り上がってるらしい。だけど、インドって何か危なそう。大丈夫なの?

OL B子さん

インド株って最近よくXでも耳にするけど、何故流行っているのかわからないよ~泣

今回はこんな疑問にお答えできるような内容になっています。最近よく聞くようになった『インド株』という言葉。一般的には、人口の多さなどしかあまり知られていないような気がします。インドの人口についてももちろん触れていきますが、

人口以外のインドのおすすめポイントをを知っていただき有望な投資先になりうることをお伝えできればと考えております。

※本記事は、投資を強く推奨するものではございません。投資は元本割れのリスクがございます。あくまで投資判断は自己責任でお願い申し上げます。

▶結論

最近インドは将来有望な投資先の一つと考えられる

主な理由(おすすめポイント)は、以下

・他国と比較しても高い経済成長率を誇る

・人口増加による人口ボーナスへの期待

・GDPの上昇余地がある

・近年のインド株市場の上昇

・モディ氏のメイクインインドをはじめとした多彩な政策

→『メイクインインディア』『スキルインディア』『デジタルインディア』『スタートアップインディア』『スマートシティ』など

・各国脱中国後の生産拠点のハブにしている

・直近の外国人投資家の買いが優勢になっており、内需ではホルダーが多い

インド株投資において懸念すべき点

・現状人口ボーナスを活用できていない

・為替リスクがある

・モディ氏の退任リスク

・ボラティリティが非常に高い

結論:これらのリスクをできる限り低減しながら、インドの成長を十分に待つためにも長期的な視野での投資がいいのではないかと考えられる

このように要点のみをまとめていても分かりにくいと思いますので、根拠や理由、詳細は本編でご紹介させていただきます。

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✅2023年は、500万円をまずは目標に、米国株・日本株・積立NISA【オルカン/S&P500】・仮想通貨中心に投資活動を行う。

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投資初心者必見!2024年の新NISAでおすすめ投資信託3選 一部インド株も紹介!|長期投資×節約で大金持ちに俺はなる!byたかはしん (takahasi-takasi-blog.com)

現役サラリーマンが語る投資失敗例とほったらかし投資おすすすめ理由とその方法について|長期投資×節約で大金持ちに俺はなる!byたかはしん (takahasi-takasi-blog.com)

現役サラリーマンが考える長期投資のメリットと失敗しない方法について|長期投資×節約で大金持ちに俺はなる!byたかはしん (takahasi-takasi-blog.com)


▶目次


▶①最近インドは有望な投資先として考えられている→新NISA前に確認しよう

インドといえば、『カレー』『インド映画』『ガンジス川』などといったイメージが一般的な日本人のイメージであったと思います。

しかし、直近では政府から新NISAの発表があって以降特にインドは、有望な投資先としての見方が強まってきています。

あくまでこれはXのほんの一部の抜粋に過ぎませんが、こういったインド株を有望視する意見が増えてきたのは事実かなと考えております。

その表れが直近ファンド各社から少しずつ優良で安い手数料の初心者向けインド投資信託が発売されるようになった事ではないでしょうか。

SBI証券からは、『SBI・iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンド』auアセットマネジメントからは『auAM Nifty50インド株ファンド』が発売され、かなり話題になりました。

もちろん、インド株を買う買わないは皆さま次第ですが、少なくとも何故話題なのか、おすすめしている人が何故出てきているのかは把握しておく必要があるかと思います。

今後の世界の資金の流れをたどる上で恐らく必要な知識になってくるかと思いますので、その知識を次章以降で共有していければと思います。


②インド株をなぜおすすめだという人がいるのか?

それでは早速インド株のおすすめ理由を共有させていただきます。

※おすすめ理由としておりますが、本記事は、投資を強く推奨するものではございません。投資は元本割れのリスクがございます。あくまで投資判断は自己責任でお願い申し上げます。


▶⑴インドの成長性→人口増加と生産年齢人口増加による人口ボーナスへの期待

国連人口基金(UNFPA)はインドの人口が2023年半ばに中国を上回り世界最多になるというデータを公表しました。

今恐らく世界一位の人口になっているであろう国それがインドです。

そして、そのインドの人口増加はこれからも継続していくことが予測されています。

以下がインドの人口の予測推移です。

GraphToChart. 「グラフで見るインドの人口推移(過去と未来・将来の推測まで)と一覧表」. 最終更新:2020-08-30. https://graphtochart.com/population/india-transition.php,(参照日時:2023-10-09)

  

上記から分かるように、インドの人口は2060年を目掛けて徐々に増加の一途をたどる予測となっています。まずは、純粋な内需の拡大が見込めると考えられます。

また、次に生産年齢人口についてですが以下をまずはご覧ください。

GraphToChart. 「グラフで見るインドの人口ピラミッド(全年齢・男女別・過去との比較・少子化と高齢社会の考察)」. 最終更新:2020-08-30. https://graphtochart.com/population/india-pyramid.php,(参照日時:2023-10-09)

上の人口ピラミッドは2019年時点のインドのものです。若い世代の人口の比率が高いことが分かりますね。2023年半ば時点でのインドの平均年齢は28歳前後ではないかといわれています。

この若い世代が将来重要な働き手となっていき、生産年齢人口(15歳以上65歳未満)が増加することで、人口に対する労働力が飽和になり、人口ボーナスをもたらし経済が成長をもたらす可能性があるのです。

インドは単純な人口増加による内需の拡大だけではなく、生産年齢人口の伸長の予測がされており、これが人口ボーナスによる経済成長のカギになる。


▶⑵他国との相対的なGDPの成長余地

次にインドのGDPの成長余地についてです。

少し前のデータにはなりますが、2017年2月13日時点のPwCのレポートによると、

世界経済が2016年から2050年までに年平均実質成長率約2.5%のペースで成長し、経済規模が2042年までに倍増すると予想しています。

その中でも、その成長を牽引していくことを見込まれるのが、新興市場と開発途上国です。ブラジル、中国、インド、インドネシア、メキシコ、ロシア、トルコの新興7カ国は今後34年間、年平均3.5%のペースで成長が予測されています。

また、さらにその新興国の中でも2050年までに高いGDPの成長が予測されているのが『インド』なのです。

図1 2016‐2050年の年平均実質GDP成長率の予測

引用日:2023年9月9日時点
引用元:PwC、調査レポート「2050年の世界」を発表 先進国から新興国への経済力シフトは長期にわたり継続‐インド、インドネシア、ベトナムが著しく成長 | PwC Japanグループ

以上の図から分かるように、あくまで予測値ではありますがインドは2050年までにベトナムに次いで2016年~2050年の長期にわたり高いGDPの成長が予測されていることが分かります。

GDPを他国と比較してみても相対的に高い成長が見込まれており、インド株が注目される要因の一つ。→まだこの成長は恐らく現状、反映がほとんどされておらず、成長余地が大きいと考えられている。


▶⑶株価成長の期待

まずは以下が直近までのインドのNIFTY50とSENSEX指数の推移となります。

【NIFTY50】

【SENSEX】

引用日:2023年10月9日
引用元:^NSEI Interactive Stock Chart | NIFTY 50 Stock – Yahoo Finance
    ^BSESN Interactive Stock Chart | S&P BSE SENSEX Stock – Yahoo Finance

上記の2種類のチャートから分かるように、長期で見たときにインド株式は右肩上がりの成長を見せています。

この成長性に惹かれて投資を始める人は最近では少なくないのではないでしょうか。

加えて、先に述べたようにまだ経済成長・人口ボーナスのメリットを十分に享受できていないであろう状態でこの成長性ですので、これらメリットを享受できた場合の成長はどうなるんだ!?という投資家たちは長期投資でホールドを始めていっているようで私もそのうちの一人になります。

また、2014年以降急激な成長を見せていますがこれはモディ政権下になって経済を刺激するような政策を多く打ち出したことが一つ理由になったと考えられます。

→この政策は非常に重要ですので、後ほど解説していきます。

引用日:2023年10月9日
URL:インド株が最高値更新!外国人投資家は4カ月連続買い越しへ チャイナプラスワンが追い風、バリュエーションに割高感なしとみる | 三井住友DSアセットマネジメント (smd-am.co.jp)

直近では、外国の投資家たちも買い越しに転じており、もしかするこの中にも長期的な目線で仕込み始めている資金の流れもあるかも分かりません。ここは引き続き、資金の流れは別記事でも追っていきたいと思います。

株価についてポイントをまとめると、

①株価はインドのこれからの成長を織り込んでいない可能性が高い

②2014年~現在までの経済成長のカギはモディ政権の政策

③これからさらに外国勢の資金流入余地がある可能性


▶⑷インド国内の政策→モディ政権下

現在のインドの首相は、ナレンドラ・モディ首相です。

モディ首相がインドの首相になったのは2014年~です。5年ごとの任期であるインドで2度も当選している非常に支持率の高い人物です。

モディ首相が首相に着任して以降は、インドの株価も右肩上がりに続伸し続けています。

モディ首相が高い支持率を得ている要因になったのは、以下のような抜本的なインドの改変に取り組む姿勢にあると思われます。

彼が取り組んできたことや取り組んでいることを簡単にまとめてみました。

⑴Make in India(メイクインインディア)…製造業振興策。

国家主導で内外企業の投資を促すことにより、インドを世界の製造における魅力的なハブにし、2022年までにGDPにおける製造業のシェアを25%へ引き上げ、国際的な競争力を高め、製造業で1億人の雇用を創出することを目的とした政策

⑵デジタルインディア…

①全国民に対するデジタルインフラの提供→高速インターネット整備/デジタルインフラによる身分証明/移動電話及び銀行口座等の電子化

②行政サービスのオン・デマンド化→オンラインやモバイルを活用したリアルタイム行政情報提供/金融サービスの電子化及びキャッシュレス化

③デジタル化による国民のエンパワメント化→リテラシーの強化/行政文書等のクラウド化

→この3つの分野を中心としてインドのデジタル化を進めていく目論見であるのが当政策

⑶スキル・インディア….若年層の能力開発を目的とした政策、様々な職業訓練に力を注いでいる。

⑷スタートアップ・インディア…2016 年にスタートしたインドの若い世代の企業をサポートするプログラム。設立手続きの簡素化や資金調達支援、産学連携などからエコシステムを構築し、成長と雇用の機会創出を目指している。

⑸スマートシティミッション….2023年までにスマートシティを100カ所構築することを目的とした政策。インドが抱える大都市の過密化を改善し、水道や電気といったインフラや生活環境を整えていくことを喫緊の課題としています。

これらのスローガンを基に様々なインフラ整備や規制緩和、法税制改革に取り組んだ

※厳密にはモディ氏の前から始まっている取り組みもありますが、モディ氏になったからも取り組みは進んでいるのでそちらも加えてます。

上記がすべての取り組みではありませんが、このような取り組みで、インドの民衆の支持を獲得し、経済発展に貢献してきたのです。

これらは今後インドの経済成長に深くかかわってくるとみられており、非常に重要な政策ですので次章以降で詳しく説明していきます。

①モディ首相が着任後インド株の株価は右肩上がりに伸長している

②その要因は、

メイクインインディア・デジタルインディア・スキルインディア・スタートアップインディア・スマートシティミッション

などの政策によるもの

③これらの狙いを簡単にまとめると、

・インドの製造業の力を高めること

・デジタル化を国全体へ波及させて、インドを加速度的に成長させること

・インドの優秀な若者を成長させ、スタートアップしやすくすること

・国民の暮らしを多方向から豊かにするために都市/生活環境やデジタルインフラを整備すること


▶⑸Make in India(メイクインインディア)による海外からの対内投資強化

先ほども申し上げた通り、

Make in India(メイクインインディア)..

製造業振興策であり。国家主導で内外企業の投資を促すことにより、インドを世界の製造における魅力的なハブにし、2022年までにGDPにおける製造業のシェアを25%へ引き上げ、国際的な競争力を高め、製造業で1億人の雇用を創出することを目的とした政策です。

製造業に注力していくことで、これからさらに増えていくインドの内需への対応と中国の後のハブとして期待されるインドへの海外からの投資を促す狙いがあります。

この政策を進めるにあたって、インド政府は外国企業を誘致するため、電力・物流・通信などのインフラを整備し、投資規制の緩和などによってビジネス環境を改善してきました。

インドの技術力は高く、宇宙ロケットと人工衛星を自国で開発・製造できる数少ない国の1つであるといわれています。これからは、脱中国後の生産拠点として、電子部品や半導体、電子機器の製造を促進していくようです。

以下のグラフからも分かるように実際にモディ政権発足後のインド国内への体内直接投資額は増加しており、海外の資金の集まってきていることがうかがえますね。


引用日:2023年10月11日
URL:CHANGE INDIA 進化するインド (eastspring.co.jp)

しかしながら、現状目標であるGDPにおける製造業にシェアは目標から大きく未達となっており、まだうまくいっていない反面徐々に大企業のインドへの進出が報じられるようになってきていますので、これから伸長していくことを考えると逆に伸びしろであるとも考えられ、株価に反映してくる可能性があるとも考えられます。

①Make in India(メイクインインディア)はインドの製造業を振興させるための政策。

②Make in India(メイクインインディア)の狙いは

→国内の内需に対応することとインドへの外国企業の対内投資を増やすこと

③インドの技術力は上がってきており、宇宙ロケットと人工衛星を自国で開発・製造できる数少ない国である


▶⑹スタートアップ企業を多数輩出

インドは先ほども述べた通り、『スキルインディア』で職業訓練のの補助を国で行うことで人材の育成を行い、『スタートアップインディア』によって若い世代の企業に対して、設立手続きの簡素化や資金調達支援、産学連携などを行い、新しい企業の創出に力を入れています。

そういった取り組みの結果、インドでは新しい企業が続々と誕生してきており、例えば、世界で格安ホテルチェーンを展開するOYO(オヨ)や、日本のモバイル決済アプリ「PayPay(ペイペイ)」に技術を提供したPaytm(ペイティーエム)などはその一端になります。

それを顕著に表しているのが、インドの近年のユニコーン企業の数の推移です。ITやヘルスケア、金融サービス、eコマースを中心に数を伸長させてきており、2021年にはユニコーン企業の数が世界3位という規模にまで来ています。

※ユニコーン企業とは、企業価値が10億米ドル以上の未上場企業

引用日:2023年10月11日
URL:CHANGE INDIA 進化するインド (eastspring.co.jp)

インドのスタートアップの登録者数も右肩上がりに上昇してきており、若者がチャレンジしやすい良い風土が醸成されている証拠とも取れますね。

今はまだ小さな企業かもしれませんが、もしかするとここから将来世界を支えるような大企業が生まれるかもしれませんので、こういったポイントもインドへの期待感を高めている要因といえます。

①インドは、『スキルインディア』で人材を育成し、『スタートアップインディア』によって若い人の起業を促し、新興企業の創出に力を入れている

②結果として、すでに有名になってきている企業も出てき始めており、2021年にはユニコーン企業の数が世界3位になるなど確実に政策が成果を上げてきている。


▶⑺デジタルインディアによる国全体のIT化

デジタルインディアとは、

①全国民に対するデジタルインフラの提供→高速インターネット整備/デジタルインフラによる身分証明/移動電話及び銀行口座等の電子化

②行政サービスのオン・デマンド化→オンラインやモバイルを活用したリアルタイム行政情報提供/金融サービスの電子化及びキャッシュレス化

③デジタル化による国民のエンパワメント化→リテラシーの強化/行政文書等のクラウド化

この3つの柱を軸に国民のIT化を進めていく政策です。

また、これらを進めるにあたり、重要な9つの成長させる分野も設定しています。

重要な成長分野→「9つの柱」

①ブロードバンド整備

②移動体通信のユニバーサル・サービス化

③公衆インターネットアクセス拠点の整備

④電子政府化

⑤行政サービスの電子化

⑥全国民に向けた行政情報提供の実現

⑦エレクトロニクス分野の国内製造強化

⑧ICT関連産業の雇用創出

⑨全国内大学におけるWifi整備

この政策の中でも特にインドの国民に影響を与えたのは、『Aadhaar(アドハ―)』といえます。

このAadhaar(アドハ―・アーダール)とは、

生体認証技術を活用した国民IDのことで、これまで身分証明ができなかったりして、銀行口座を開設できなかった人の金融取引ができるようになり、銀行口座と電話番号を紐づけたことで、給付金などのお金を直接銀行口座に支払えるようになったという画期的な仕組みのことです。

日本では失敗したマイナンバーの上位互換とも呼べる仕組みかもしれませんね(笑)

インド国民のほとんど9割以上はAadhaar(アドハ―・アーダール)を持っていて、日本と違い確実に普及しています。以前にも大規模な情報漏洩があったり、インドの中にはそもそも電気が通っていない地域があることも考えるとまだまだ課題の多いシステムといえるかもしれません。

しかし、このAadhaar(アドハ―・アーダール)によりインド全体でIT分野における組織的な行動がとれることにより、インドのIT化がさらに加速度的に進んでいくことは間違いないでしょう。

次に、現在のインドのデジタルサービスについてですが、インドでは、インターネットデータ料金が劇的に低下したことで、インターネット利用者は5年間で約5億人増加し、キャッシュレス決済やeコマースなどのデジタルサービスが一気に浸透しました。

引用日:2023年10月11日
URL:CHANGE INDIA 進化するインド (eastspring.co.jp)

広く多くの人がインターネットに触れられるインドは、ITリテラシーの高い国民性であり。これが今後のさらなる強みとなっていくでしょう。

今後デジタルインディアの政策によるインフラの整備で、国全体のデジタル基盤がさらに底上げされることで、世界をリードするIT国家として世界を牽引していく未来もそう遠くないかもしれません。

こういったIT化による成長性というのもインド投資家が期待している部分なのです。

①『デジタルインディア』はインド国内・国民のIT化やデジタル化を進める重要な政策である。

②その中でも重要であるのが、インド版マイナンバーである『Aadhaar(アドハ―・アーダール)』

→この個人番号を担保に銀行口座を作れることになったことで様々な金融サービスを使ってやり取りをできるようになった

③インドでは、インターネットデータ料金が劇的に低下したことで、インターネット利用者は5年間で約5億人増加し、キャッシュレス決済やeコマースなどのデジタルサービスが一気に浸透している


③インド株投資において懸念すべき点

インドの魅力を散々語ってきましたが、もちろんメリットだけではありません。

懸念すべき事項もいくつかありますので、こちらも是非ご確認ください。

▶⑴人口ボーナスのを十分に活用できていない現状

前章で書いた通り、インドの人口ボーナス享受可能性は高いと考えている旨記載しましたが、現状では、

⑴カースト制度などの社会的慣習

⑵識字率が低い(2018年で成人識字率は、全体74% 女性66%ほど)

⑶労働市場の非効率性

⑷貿易開放度が低い

⑸女性の労働参加率が低い

⑹経済成長に欠かせない製造業のGDPにおける構成が低い

→製造業セクターにおける雇用創出促進の工夫が必要か

などの多くの課題を抱えており、人口ボーナスのメリットを純粋に受けにくい環境下にあります。もしもこれらのポイントの改善が進んでいかない場合は、人口ボーナスが今後も上手く機能していかない可能性があるため、注視が必要なポイントとなります。


▶⑵モディ氏の退任リスク

先ほどNIFTY50とSENSEXのチャートで確認いただいた通り、モディ首相が首相になった2014年以降NIFTY50・SENSEXは長期で見て、右肩上がりに上昇を続けています。

これは、先述の通り『メイクインインディア』や『デジタルインディア』などインド経済の大きな影響をもたらす政策はモディ首相あってのものばかりとみられています。

モディ氏の支持率はずっと高いような報道が継続的にされていたことを考えると、国民の支持をいまだなお得ることができていると考えるのが自然でしょう。

そのため、もしもモディ氏以外の首相が誕生することになった場合の下落リスクには注意が必要です。


▶⑶為替リスクがある

これは選ぶ商品による部分がありますが、投資信託で言えばインド系のものはおおよそ為替ヘッジをしていないため為替リスクを伴います。

『SBI・iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンド』や『auAM Nifty50インド株ファンド』『iFreeNEXT インド株インデックス』の有名どころはすべて為替ヘッジがありません。

インドの通貨はルピーですが、1ルピー=1.8円ほどです。

引用日2023年10月14日
URL:インドルピー/円(INRJPY)|為替レート・チャート|みんかぶ FX/為替 (minkabu.jp)

上記のルピー/円のチャートを見ていただければわかる通り、ルピー安が進んでいっております。ルピー安が進めば資産は増大するかもしれませんが、急にルピー高に振れた場合大きく資産を減らす可能性は考えておかなければなりません。

私は個人的にかなり長期的な考え方でインドには投資していますので、あまり気にはしていない部分ではあります。


▶⑷ボラティリティが高く安定性がない

インド株式は他の主要指数と比較すると年率のリターンが非常に高くトップクラスである一方で、リスクも同時にトップクラスに高いそんな性質を併せ持っています。

一例にはなりますが、SBI・iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンドの目論見書の一部が以下の抜粋になります。

タイトル:SBI・iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンド
     投資信託説明書(交付目論見書)
引用日:2023年10月14日
URL:8931123900000001.pdf (sbisec.co.jp)

以上のデータはS&P BSE SENSEX インデックスというインド株関連の指数を他のインデックス指数などと比較したデータになります、ファンド(インド株)の列がダントツで上にも下にも振れていることが分かります。

ハイリスクハイリターンという形になっていますね。過去五年間のデータでこの振れ方をしておりますので、安定性はあまりなく、ボラティリティの高い非常にリスキーなことがインド株の特徴といえます。

しかし、長期投資で考えるのであれば、ドルコスト平均法を活用することができ、かつインドの成長を待つという意味でも相性がいいです。


④まとめ

【インド株の成長性まとめ】

①人口増加と生産年齢人口の増加予想によって、

→単純な内需拡大+人口ボーナスの恩恵が受けられる可能性あり

②GDPが2050年まで拡大予想

→単純な拡大だけではなく、他国と比較してみても相対的に高い成長可能性あり

③インド株の成長余地→これからの成長を織り込んでいない可能性が高い

→これからさらに外国勢の資金流入余地がある可能性

④インド成長の背景→モディ政権

メイクインインディア・デジタルインディア・スキルインディア・スタートアップインディア・スマートシティミッションなどを実施し、狙いは以下

・インドの製造業の力を高めること

・デジタル化を国全体へ波及させて、インドを加速度的に成長させること

・インドの優秀な若者を成長させ、スタートアップしやすくすること

・国民の暮らしを多方向から豊かにするために都市/生活環境やデジタルインフラを整備すること

⑤Make in India(メイクインインディア)はインドの製造業を振興させるための政策。狙いは、国内の内需に対応することとインドへの外国企業の対内投資を増やすこと

→インドの技術力は上がってきており、宇宙ロケットと人工衛星を自国で開発・製造できる数少ない国である

⑥インドは、『スキルインディア』で人材を育成し、『スタートアップインディア』によって若い人の起業を促し、新興企業の創出に力を入れている

→結果として、すでに有名になってきている企業も出てき始めており、2021年にはユニコーン企業の数が世界3位になるなど確実に政策が成果を上げてきている。

⑦『デジタルインディア』はインド国内・国民のIT化やデジタル化を進める重要な政策である。

・その中でも重要であるのが、インド版マイナンバーである『Aadhaar(アドハ―・アーダール)』

→この個人番号を担保に銀行口座を作れることになったことで様々な金融サービスを使ってやり取りをできるようになった

・インドでは、インターネットデータ料金が劇的に低下したことで、インターネット利用者は5年間で約5億人増加し、キャッシュレス決済やeコマースなどのデジタルサービスが一気に浸透している

【インド株の成長性へのリスクまとめ】

①社会的慣習や教育の問題、政策の問題によって成長が阻害されている現状がる

②これまでの政策の肝であるモディ氏の退任

③為替リスクがある

④高ボラティリティによるリスク


⑤さいごに

2023年に入り特にインド関連のニュースが話題となったり、Xでよく情報が流れてくるようになりました。

加えて、以前は信託報酬手数料が高かったイメージのインド株系の投資信託も優良なものが増えてきて、とうとうSBIからは国内最安の信託報酬のインド株式インデックスファンド「SBI・i シェアーズ・インド株式インデックス・ファンド『愛称:サクっとインド株式』」という優良ファンドが誕生しています。また、auアセットマネジメントからは『auAM Nifty50インド株ファンド』も登場しました。

こういった続々と各社からインド系の投資信託が登場してきている背景もあり今回はこの記事を書くことに至りました。

今後はインド系の投資信託やETFについても取り上げていきますし、毎週挙げているサラリーマン投資・節約日記では私が実際買い付けを行っているインド系投資信託の動向も紹介しておりますのでそちらもご覧いただきたく存じます。

来年からの新NISAのために色々な投資先を模索しておきましょう!!

参考文献一覧:

・三菱UFJ銀行 経営企画部 経済調査室 経済情報:インドの成長性と経済・外交政策の方向性(report_asia_20230801.pdf (mufg.jp))2023年7月

・PwC Japan グループ:PwC、調査レポート「2050年の世界」を発表 先進国から新興国への経済力シフトは長期にわたり継続‐インド、インドネシア、ベトナムが著しく成長 | PwC Japanグループ 2017年2月13日

インド:モディ首相圧勝の背景と今後の課題|Webマガジン e-NEXI|NEXI 日本貿易保険

CHANGE INDIA 進化するインド (eastspring.co.jp)

gk2020.01.pdf (iima.or.jp)

インド 現在の最高額紙幣“2000ルピー札”の流通停止へ | NHK 2023年5月20日

総務省|平成28年版 情報通信白書|デジタル・インディア計画 (soumu.go.jp) 2016年(平成28年版)

Vol.10 スキル・インディア。夢をつくる学校。 – ドキュメンタリームービー Moving You | ヤマハ発動機 (yamaha-motor.com)

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