この記事ではあなたのインド株に対するこんな疑問を解消できます!
この記事では、以下のことを知ることができます。
①インド株の魅力について
②iFreeETF インドNifty50がどういったファンドなのか?
③経費率の低いインド系ETFは?
僕は普段サラリーマンとして働きながら、余剰資金を毎月積み立てで、
インド株インデックス投資をやっています!(現在4銘柄保有)
※投資は元本割れのリスクがございます。
十分に仕組みやリスク、費用についてご理解いただき、ご自身の判断にてお取引くださいますようお願い申し上げます。
当ブログに含まれる内容は金融商品取引を行うに際しての投資助言、推奨、または勧誘を構成するものではありません。
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【目次】
・さいごに
インド株投資が何故人気なのか??
新NISAなどでも非常に話題となったインド株ですが、証券会社各社の投資信託積み立て設定ランキングの上位などにも入ってきたりしてきており、非常に人気が過熱してきております。
最近では、6月に行われたインドの総選挙でさらに注目度を集めているインド株です。
では、何故インド株がおすすめされる声が多いのかをまずは、簡単に解説します。
すでにそんなことわかりきっているよという方は、
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インド株が人気な3つの理由
インド株の人気には、大きく分けると3つの理由があります。
①成長性→人口増加や国策による成長性
②長期的に右肩上がりな株価
③買える商品の幅の拡大や手数料下落による買いやすさUP
以上3点についてのポイントを以下にまとめてみました!
①成長性→人口増加や国策による成長性
◆世界一の人口と更なる人口増加による経済成長
引用元:国連HPインド国内の人口予想グラフ
引用日:2024年4月24日
URL:World Population Prospects – Population Division – United Nations
上記は、国連(United Nations)のインド国内の人口予想に関するグラフです。
どの予測を切り取ってみても少なくとも人口減少の予測はなく、
2050年付近までは人口増加する予測がされており、人口増加による内需拡大・生産性向上などによる経済発展が期待されています。
◆2050年までには、世界第2位のGDPに到達する予想がされている未来の超経済大国!?
引用元:国連HPより引用 2024年度インド国内の人口ピラミッド
引用日:2024年4月24日
URL:World Population Prospects – Population Division – United Nations
インドは人口がただ多いという訳ではありません。
上記は2024年の人口ピラミッド予想ですが、こちらから分かるように若い人が多い、
いわゆる「つぼ型」と言われる人口ピラミッドの形状をしております。
インドの平均年齢は28歳ほどといわれており非常に若い世代の比率が高いのもポイントの一つです。
次に、人口の多さ×平均年齢の低さによって予想されるのが、「人口ボーナス」です。
※人口ボーナス….人口転換の過程において、従属人口に比べ生産年齢人口の割合が増大する時期や状態のこと。
労働力が豊富で社会の生産性が高く、経済活動の重要な好機といわれる。(日本では 1960 年代から 90 年代がこの時期にあたり,高度経済成長を支える重要な要素となった)※bing参照
インドの人口ボーナスはいろいろな意見がありますが、2020年頃~2030年代で発生する予想がされています。この人口ボーナスで強い経済発展が予想されています。
図1 2016‐2050年の年平均実質GDP成長率の予測
URL:PwC、調査レポート「2050年の世界」を発表 先進国から新興国への経済力シフトは長期にわたり継続‐インド、インドネシア、ベトナムが著しく成長 | PwC Japanグループ
出典:国際連合の予測に基づくPwCの分析
引用日:2024年4月24日
また、2050年までには、上記グラフから分かるように、
インドはベトナムに次いで2番目に高い成長率が予測されており、世界的に見ても、インドのGDP成長は世界トップクラスであると予想されているのです。
◆インフラ整備や国全体のIT化が進んできており、国の課題や強みに特化した国策が様々存在する
→「メイクインインディア」「スマートシティ」「スタートアップインディア」などの
IT化促進やインフラ強化で国力を高めたりすることで、世界各国の有名企業がインドへの進出をしてくれるように促したり、国民の生活を豊かにして国力を高める国策があり、インドは世界から注目されています。
この国策もすぐに成果が出るものではなく、長期で結果が出えてくる可能性が高いため、長期的な魅力といえるでしょう。
②長期的に右肩上がりな株価
◆長期で見た場合、SENSEX/NIFTY50は、日経平均やS&P500をはるかに上回るパフォーマンスを誇ってきた
赤:NIFTY50 黄:SENSEX 黒:S&P500 水色:日経225
引用日:2024年4月28日
引用元:^NSEI Interactive Stock Chart | NIFTY 50 Stock – Yahoo Finance
上記は、代表的な指数である日本の「日経225」とアメリカの「S&P500」とインド株の代表的な指数である「SENSEX」「NIFTY50」の過去の株価を比較したものになります。
ここから分かるようにインド株の方が長期でみた場合S&P500や日経225よりも圧倒的な株価のパフォーマンスを見せているのです。
③買える商品の幅や手数料下落による買いやすさがUP
◆今現在は、投資信託・ETF・CFD・ADRでインド株投資が可能!
インド系の金融商品は手数料関係が下がったものが多く、特に「投資信託」「ETF」は信託報酬のような手数料下げ合いが勃発しています。
これにより、インド株投資信託の積立設定が活発になってきています!
【結論】
①成長性→人口増加や国策による成長性
②長期的に右肩上がりな株価
③買える商品の幅や手数料下落による買いやすさがUP
によって、インド株特にETFや投資信託は人気急上昇中なのです!
より詳しくインド株のメリットやインド株のインデックス投資のおすすめ理由について知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
インド株ETFについて
インド株ETFについて、あまり詳しくない方は以下のブログをまずはご確認の上続きをご覧いただいた方がより理解が深まるかと思いますので、以下のブログを是非ご覧くださいませ!
iFreeETF インドNifty50とは?
まずは、iFreeETF インドNifty50の基本情報から解説していきます。
1,基本情報
以下がiFreeETF インドNifty50の基本情報です。
銘柄名 | iFreeETF インドNifty50 |
コード | 233A |
設定日 | 2024年8月16日 |
ベンチマーク指数 | NIFTY50 |
基準価格 | – |
資産総額 | – |
信託報酬額 | 年率0.385%(税抜0.35%) |
上場市場 | 東証 |
新NISA対応か? | 成長投資枠 |
⑴NIFTY50連動型のファンド
⑵信託報酬額は、インド系ETFの中では最低水準に近い年率0.385%(税抜0.35%)
※海外ETFを含めると最低とは言えないため最低水準と記載
⑶東証で8月20日より上場となり、成長投資枠内での売買が可能
2,ファンドの特色や構成銘柄について
次に、ファンドの特色についてですが、
⑴現物のインド株式に投資する国内初のETF(2024年7月末現在)
⑵投資信託にも、「iFreeNEXT インド株インデックス」があり、同じくNIFTY50に連動したファンドとなっている。
⑶実質的な運用を「インド株式インデックス・マザーファンド」が実施する予定で、こちらは「iFreeNEXT インド株インデックス」「インド株インデックス」と同じマザーファンドである。
※現在当マザーファンドは基準日:2024/08/09時点で純資産額が1,373.57億円で規模が大きい。
⑶現物・先物・ETFを組み合わせてそれぞれのメリット・デメリットを考慮した投資パターンを構築
引用元:「iFreeETF インドNifty50」交付目論見書
URL:「iFreeETF インドNifty50」設定のお知らせ (daiwa-am.co.jp)
引用日:2024年8月12日
3,経費率比較
以下は、BloomBergの経費率で各ファンドを羅列した表です。
※総資産は、ユーロは160円・ドルは147円で計算
※8月12日時点データ
※楽天証券・SBI証券・マネックス証券・auカブコム証券・BloomBergのデータを参考に作成
以上の表から分かるように「iFreeETF インドNifty50」は東証で投資できるインド系ETFでは最低水準の経費率(信託報酬額)といえます。
以下は当ファンドの詳細な費用に関する情報になります。こちらも併せて確認しておきましょう。
引用元:「iFreeETF インドNifty50」交付目論見書
URL:「iFreeETF インドNifty50」設定のお知らせ (daiwa-am.co.jp)
引用日:2024年8月12日
4,リスク
ETFはあくまで金融商品であり、預貯金ではなく、投資元本が保証されているものではありません。
さらに以下のようなリスクが想定されるため、お取引の際は十分にご注意ください。
※リスクは以下ですべてではございません。
【株価や指数・為替など価格が変動してしまうようなリスク関連】
・株価変動リスク
・債券価格変動リスク
・株価指数先物リスク
・外国為替先物リスク
・為替変動リスク
・信用リスク
【そのほかのリスク】
・有価証券の貸付等におけるリスク→有価証券の貸付等には、取引相手の倒産等により契約が不履行になる可能性があります。
・流動性リスク→市場環境の変化などによって、保有する有価証券の流動性が低下し、投資者が換金したいときにできなかったりと制約がかかるリスクが想定されます。
・カントリーリスク→国固有の事情によって株価が変動したりするリスクも考えられます。
・税制変更リスク→税金の徴収方法などの影響がある可能性があったりします。
・ファンドの繰上償還リスク→ファンドの継続が厳しくなった場合には、信託を終了させることがあります。
5,まとめ
⑴NIFTY50連動型のファンド
⑵信託報酬額は、国内インド系ETFの中では最低水準に近い年率0.385%(税抜0.35%)
⑶東証で8月20日より上場となり、成長投資枠内での売買が可能
⑷現物のインド株式に投資する国内初のETF(2024年7月末現在)
⑸現物・先物・ETFを組み合わせてそれぞれのメリット・デメリットを考慮した投資パターンを構築
⑹当然ETF特有のリスクは想定しておく必要があり
さいごに
最後にまとめになりますが、
①インド株には、人口増加による経済成長期待やモディ政権下における様々な政策が期待されている
②各証券会社が新NISAに合わせてインド系のETF・投資信託を強化している傾向にある
③信託報酬の比較的低いファンドが次々と出てきており、かなりインド系ETFが投資しやすくなってきている
本記事を参考にご自身の投資スタイルに合わせたインド株投資方法をご検討いただければ幸いです。
参考文献:「iFreeETF インドNifty50」設定のお知らせ (daiwa-am.co.jp)
参照日:2024年8月11日