【2025年新NISA：インド投資信託】ダイワダイナミックインド株ファンド徹底解説

この記事では、以下のことを知ることができます。

インド株投資が何故人気なのか？？

新NISAなどでも非常に話題となったインド株ですが、証券会社各社の投資信託積み立て設定ランキングの上位などにも入ってきたりしてきており、非常に人気が過熱してきております。

今年の6月に行われたインドの総選挙でさらに注目度を集めているインド株です。

では、何故インド株がおすすめされる声が多いのかをまずは、簡単に解説します。

すでにそんなことわかりきっているよという方は、

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「ダイワダイナミックインド株ファンド」とは？

インド株の人気には、大きく分けると３つの理由があります。

以上３点についてのポイントを以下にまとめてみました！

【結論】

によって、インド株特にETFや投資信託は人気急上昇中なのです！

より詳しくインド株のメリットやインド株のインデックス投資のおすすめ理由について知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

【新NISA】インド株インデックス投資がおすすめされる理由新NISAで話題になったインド株。その中でも何故インド株はインデックス投資で始める人が多いのか？インド株の魅力やインド株インデックス投資のメリットなどを踏まえながら解説していきます。...

インド株投資信託について、あまり詳しくない方は以下のブログをまずはご確認の上続きをご覧いただいた方がより理解が深まるかと思いますので、以下のブログを是非ご覧くださいませ！また、Youtubeも始めましたので、動画でもよりインド系投資信託のご理解を深めていただけると思います。

【２０２４年】インド株系投資信託(ファンド)が人気の理由を解説新NISAで人気急上昇中のインド株。その中でも高い人気を博しておるのが『投資信託』です。そもそも何故インド株が人気なのか、その中でも何故投資信託なのか、具体的な購入方法などを踏まえて投資初心者にも分かりやすいように解説していきます。...

【新NISA対策】2025年最新版インド株投資信託徹底解説 – YouTube

まずは、「ダイワダイナミックインド株ファンド」の基本情報から解説していきます。

1,基本情報

銘柄名	ダイワダイナミックインド株ファンド
設定日	2007年12月26日
ベンチマーク指数	インドのインフラと消費に特化したアクティブファンド
基準価格	10,212円
純資産残高	279,225百万円(インド系投信3位)
リターン(一年)	+22.72%(設定来は89%) →インド系投資信託では17位の水準
信託報酬額	年率1.848%(税込)
ファンドの仕組み	ファミリーファンド方式
決算	年2回 毎年6月16日および12月16日 （休業日の場合翌営業日）
直近分配金	500円
主要投資対象	・主にインド経済の発展に必要な設備やエネルギー供給体制等の構築､整備､運営事業および人口増加や所得水準の向上に伴う消費の拡大に関連すると判断される銘柄 …DR（預託証券）を含む
新NISA対応か？	成長投資枠対応
販売会社	SBI、楽天、マネックス、松井、auカブコムなど

やはり、このファンドの最も注目すべき点はインド系投資信託の中でも比較的高いリターンと非常に高い純資産を誇っており、信託報酬以上にパフォーマンスが高いといえる魅力があることであると当ブログでは考えております。

次章では、さらに当ファンドの特色や構成銘柄について深堀していきます。

2,ファンドの特色や構成銘柄について

ファンドの特色や構成銘柄について深堀していきます。

⑴投資対象・構成銘柄について

まず、この「ダイワダイナミックインド株ファンド」の投資対象について解説していきます。

大前提、「ダイワダイナミックインド株ファンド」はインドに関連したインフラ・消費関連の銘柄への投資を行うファンドですが、具体的には以下のような企業への投資を目的としています。

先にも述べたように、インドの人口増加はあらゆる予測において間違いないと考えていることから、人口増加に必ず必須になってくるインフラや消費に集中投資ができるというのは、

インドに期待している人で、より成長の根源に迫った投資が可能であるファンドといえます。

次に、具体的な「ダイワダイナミックインド株ファンド」の投資先についてです。

以下は、「ダイワダイナミックインド株ファンド」のヤフーファイナンスジャパンの投資信託情報から引用した組み入れ銘柄の上位10件の状況となります。

引用日：2025年2月1日(2024年12月30日時点データ)

引用元：fund_doc_open.php

特徴としては、

①上位の10銘柄で53.3％の構成比で約半数ほど

②セクター別で行くと、

金融　27.1％

一般消費財・サービス　18.8％

資本財・サービス　12.5％

素材　9.9％

とこれらが多く締めている。

③個別の構成銘柄は、

ラーセン・アンド・トゥブロ …建設会社であり、重機メーカーである。

主な製品およびプロジェクトは、ブルドーザー、ロードローラー、酪農機械、化学品・医薬品製造プラント、スイッチギア、食品加工機械、飼料工場等。

リライアンス・インドストリーズ…インドの三大財閥の一つであり、炭化水素の探査/生産・石油精製・マーケティング・石油化学製品・先端材料と複合材料・再生可能エネルギー（太陽光と水素）・小売・デジタルサービスの活動を展開する企業。

INFOSIS…コンサルティング、テクノロジー、アウトソーシング、及び次世代デジタルサービスを提供する

ULTRATECH CEMENT LTD…ウルトラ･テック･セメント は文字通り、セメントメーカーであり、さまざまなセメント製品を製造している。

HINDUSTAN UNILEVER LTD…日用消費財会社。ありとあらゆる日用品・食品関係を販売している

銀行関係が多い…HDFCBANK、ICICBANK、KOTAKMAHINDRABANK、AXISBANKの4種類で、22.1％の構成比

IFSC NIFTY 50 JUL 24…Nifty50の指数先物。

などなど

④通貨別の資産としては、ルピーや米ドルベースが基本であるため、両通貨の為替が多きく影響してくる

※事業内容はロイター |  経済、株価、ビジネス、国際、政治ニュースやPOWF:Natl India 株価 – ﾊﾟﾜｰ･ﾌｧｲﾅﾝｽ･ｺｰﾎﾟﾚｰｼｮﾝ [PFC] – Bloomberg MarketsやInvesting.com – FX | 株式市場 | ファイナンス | 金融ニュースの情報を参照

投資対象・構成銘柄関するポイントは以上です。

⑵直近の株価のパフォーマンス

次に、直近のダイワダイナミックインド株ファンドのパフォーマンスについて解説いたします。

【運用実績】

引用日：2025年2月2日

引用元：fund_doc_open.php

2024年は、1年を通してみると、インド株はかなり過熱感もあったことから、来年は逆に強い下落等があることは考えられるため、短期投資になると非常に難易度は高いですが、インド株の長期的な成長を期待してらっしゃる方にとっては、買い増しチャンスになろうかと思いますので、マイナスに捉える必要はないと考えております。

⑶ファンドの安定感

現在、「ダイワダイナミックインド株ファンド」は信託報酬年率1.848%(税込)であり、アクティブファンドであるという性質上、インド系投資信託の中では比較的高めの信託報酬額となっています。

しかしながら、純資産残高2,792億円でインド系投資信託の中で３番目に高い水準であり、相対的な安定感が魅力となっています。

加えて、過去一年間のリターンは、+22.72%と非常に高くなっており、リターン重視型のインド系投資信託であると筆者は考えております。

(いずれもデータは2025年2月2日現在)

特に、純資産残高はそのファンドの安定性に関わるという見方もあり、ファンドの繰上償還などのリスクにもかかわってくる部分になりますので、そういった意味では安心できる部分もありそうです。(もちろん絶対に繰上償還リスクがないということではありません。)

また、インドの株式の運用は、SBI Funds Management Limitedの助言を受けることが明示されております。こちらは、1955年設立のインド最大級の国営商業銀行であるインド
ステイト銀行とフランスの大手運用会社であるアムンディから出資を受ける合弁会社であるため、歴史あるノウハウが構築されているのではないかと推察できます。

3,信託報酬・リターン比較

以下は、各ファンドの信託報酬で羅列した表です。

【2025年1月1日時点　信託報酬１％以下のインド系ファンドリスト】

2025年1月1日データにて投資信託検索 – Yahoo!ファイナンスより筆者作成

※ネット証券から購入できるもののみでリスト化

以上の表から分かるようには2025年1月1日現在、

「ダイワダイナミックインド株ファンド」は投資信託1%以下のランキングには残念ながらランクインしていません。

インド系当信託全体で見ると、熾烈な信託報酬の下げ合い合戦は、いまだなお続いており、非常にインド株が盛り上がってきている証拠といえますね。

次に、リターンの高さという視点から比べてみてみると、

『HSBCインド・インフラ株式オープン』

『T＆Dインド中小型株ファンド』

『イーストS・インド・インフラ株式ファンド』

などが上位に来ていたりします。

以下は、直近のリターントップ１０のファンドのランキングです。

【2025年1月1日時点　年率のリターンが高いインド系ファンドリストトップ10】

2025年1月1日データにて投資信託検索 – Yahoo!ファイナンスより筆者作成

※ネット証券から購入できるもののみでリスト化

コスト面よりも、リターンを取りに行きたい！というからは是非参考にしてみてください。

「ダイワダイナミックインド株ファンド」はこちらのランキングには残念ながらランクインしていません。

しかしながら、2025年2月2日時点のデータでは、リターンランキング17位と今年の結果次第では化ける可能性がある位置にはいると考えています。

4,ダイワダイナミックインド株ファンドの強み

５,リスク

インド系の投資信託はあくまで金融商品であり、預貯金ではなく、投資元本が保証されているものではありません。

さらに以下のようなリスクが想定されるため、お取引の際は十分にご注意ください。

※リスクは以下ですべてではございません。

※現在、のリスクについて正確に書かれた資料が発見できないため、あくまで一般的な投資信託商品で想定されることのおおいリスクを抜粋しております。

特に、「ダイワダイナミックインド株ファンド」は、アクティブ運用型の投資信託であり、インフラへの集中投資を目的としているファンドであるため、分散投資が相対的にききずらい側面があることは念頭に置いておきましょう！

６,まとめ

「ダイワダイナミックインド株ファンド」についてまとめると、

最後にインド株における全体まとめになりますが、

本記事を参考にご自身の投資スタイルに合わせたインド株投資方法をご検討いただければ幸いです。