▶本記事の趣旨
現役サラリーマンたかはしんの
今週直近の気になったインド経済やインド株関連のニュースなどについて
共有する記事となっています。
※本記事は、投資を強く推奨するものではございません。投資は元本割れのリスクがございます。あくまで投資判断は自己責任でお願い申し上げます。
▶目次
今週の注目インド株・インド経済ニュース
▶①モルディブのムイズ大統領インド軍撤退要請
インド洋に面し、インドの南側に位置している国モルディブで17日に親中国派のムイズ大統領就任しました。
時事通信から写真を引用
18日には、ムイズ大統領は選挙での公約の通り駐留するインド軍部隊の撤収を正式に要請しました。
インドは「モルディブの外交方針の重要な転換」(地元メディア)と受け止めつつ、関係継続を模索しているところであるとのことです。
インドとしてはモルディブの前大統領であるソーリフ氏の際は親インド派であったため、このまま中国へ傾いていってしまうことを懸念しているものかと思われます。
ムイズ大統領は親中路線を取ったヤミーン元大統領の下で住宅相を務めた過去があり、中国の巨大経済圏構想「一帯一路」を利用した多くのインフラプロジェクトに携わった経緯もあるため、中国を支持する姿勢を打ち出しているものと思われます。
モルディブは中東と中国を結ぶ要所でもあるため、この3か国の動向には注目する必要があります。
脱中国後の世界の生産拠点が少しずつインドになってきており、このまま順当に世界の生産拠点となってくるようであれば、印と中国がはっきりとした形で対立するような地政学リスクも生まれるのかもしれません。
人口増加やGDPにばかり注目されて個人が少し盛り上がり気味のインド株ですが、こういった固有のリスクにも目をやりながらそれでも期待値の方が大きいと判断した場合のみ投資をしてみるといった形がいいでしょう。
参考:インド軍撤収を正式要請 「親中派」大統領、印は関係継続模索―モルディブ:時事ドットコム (jiji.com)
▶②Amazon25年までにインドから200億ドルの製品輸出目標か!?
米Amazon.comは、プラットフォームにインドの小規模小売業者を加えることで、2025年までに同国からの製品輸出を約200億ドルに拡大することを目指していることが明らかになりました。
担当者によると10万以上の小規模メーカーを同社のプラットフォームに追加し、海外顧客に幅広い製品を提供しているとのことです。
また、これまで海外市場に商品を販売することが不可能だった小規模輸出業者がアマゾンのプラットフォームを使うことで年間70%の事業成長を遂げており、物流サポートや全世界で2億人以上いるアマゾン・プライム会員へのアクセスを受けているということです。
とうとうAmazonまでもインドに目をつけてインドの製品も世界に販売していくルートを強化していくことを決めたということになります。
同社は輸出業者を支援するため、3月31日までに登録した業者に最初の3カ月間、グローバル販売プログラムの利用料を120ドルから1ドルに引き下げているようで、本気で事業者を抱えていくための販管費も積極的に投資していることが見て取れます。
Amazonも本気ですね!!
国策として、「メイクインインディア」を行っているインドですが、国内の製品で内需を満たしていくだけではなくこういった形で世界にもすでに必要とされてきており、国策の追い風をさらに受けて製造業の力をますます強め、経済成長をしていけるのかますます注目したくなるようなそんなニュースでした。
参考:アマゾン、25年までにインドから200億ドルの製品輸出目指す | ロイター (reuters.com)
▶③中国株来年はインド株を超えるか??
Yahoo Japanニュースの報道によると、2024年の中国株は、インド株のパフォーマンスを超えていくのではないかと示されました。
UBSのグローバル新興国市場ストラテジスト、スニル・ティルマライ氏によると、中国株は多くのマイナス材料がすでに織り込み済みであり、インドの利益に基づくバリュエーションが行き過ぎの水準であると考えているとのこと。
現在の市場全体の見方としては、やはりインドの直近の海外からの投資が増加している動きを見ても期待されていて、中国は政策や地政学リスクで投資を躊躇しているような雰囲気があるように思えます。
しかし、今回の記事のように全体が楽観している期間というのは少しでも悲観的なニュースが入ったりすると、一気に狼狽売りでとんでもないナイアガラが起こったりしますので、長期投資を考えている方は少しずつ焦ららずに買い増しつつ、市場全体の動向をうかがうべきではないかと思います。
私も引き続き定期購入しつつ見守っていくスタンスです。
参考:中国株、2024年はインド株をアウトパフォームへ-UBS(Bloomberg) – Yahoo!ニュース
インド株にご興味ある方は、インド株の魅力やデメリットについて書いた記事もございますので、そちらも是非ご覧ください!!
インド株投資の成長性とリスク|長期投資×節約で大金持ちに俺はなる!byたかはしん (takahasi-takasi-blog.com)
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— たかはしん@長期投資・節約・ブログ (@takahashin3150) October 14, 2023
新NISAまでには確認すべき内容をまとめています。
最近では、
SBI証券からは愛称:サクっとインド株式
→「SBI・iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンド」
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✅福岡出身。
✅たかはしん=高橋隆
✅Fランク大学卒。
✅1児の父
✅酒をこよなく愛する
✅一部上場企業で7年ほど勤続中。⇒もう少しで管理職をさせられそう……。
✅もともとかなりのダメ人間。お金や時間などについて勉強した結果、
1年半ほどで資産0円⇒資産200万円達成!
✅2023年は、500万円をまずは目標に、米国株・日本株・積立NISA【オルカン/S&P500】・仮想通貨中心に投資活動を行う。
✅投資7年、ブログ4か月、ライティング4か月の経験あり。
長期投資について色々な記事ご用意しております。ぜひこちらも御覧くださいませ。
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