▶本記事の趣旨
12/15~SMTAMインド株式インデックス・オープンという新しいインド系投資信託が登場してきました。
今回の記事では、
①ずばり、SMTAMインド株式インデックス・オープンは投資対象になりえるか?
②現状、インド系投資信託においてトップクラスの投資対象はどの銘柄か
が分かるように解説していきます。
※本記事は、投資を強く推奨するものではございません。投資は元本割れのリスクがございます。あくまで投資判断は自己責任でお願い申し上げます。
目次
⑹まとめ
▶結論
①個人的には、SMTAMインド株式インデックス・オープンは現状、
『auカブコム証券・SBI証券口座を持っていて、インド株を買っていきたい人は現状、有望な投資対象か』
②インド系投資信託を信託報酬などの総合力で選ぶなら、現状、
『楽天・インド株Nifty50インデックス・ファンド』
『SMTAMインド株式インデックス・オープン』
『eMAXIS インド株式インデックス』
『SBI・iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンド』
『iFreeNEXTインド株インデックス』
『auAMNifty50インド株ファンド』
の中のどれかが有力候補か
▶①SMTAMインド株式インデックス・オープンとは
SMTAMインド株式インデックス・オープンという新しいインド系の投資信託商品が、2023年12月14日~購入受付開始になりました。
こちらの商品の特色は以下です。
⑴ファミリーファンド方式で運用をする
⑵NIFTY50指数連動型
⑶信託報酬は、年率0.308%(税抜0.28%)以内と安いが、他のファンドと違って
購入時手数料が3.3%(税抜3.0%)を上限に発生する
⑷新NISAの成長投資枠での購入が可能
⑸現状購入できるのは、auカブコム証券とSBI証券と松井証券
このほかの投資リスク(カントリーリスクや為替変動リスクなどの)がまとめられているページも特に他のファンドと大きな違いは発見できませんでした
その為、上記3点についてもう少し詳しく説明していきます。
▶⑴ファミリーファンド方式で運用をする
このファミリーファンド方式というのは、以下の引用のような形で
投資者→ベビーファンド→マザーファンドの順に投資者の資金を使って実質的な投資を実行していく仕組みのことです。
URL:_id_510217_type_k.pdf (smtam.jp)
引用元:SMTAMインド株式インデックス・オープン投資信託説明書(交付目論見書)
引用日:2024年1月1日
このマザーファンドの仕組みは、多くのインデックス系投資信託商品で採用されているため、特に問題視する必要はないでしょう。
▶⑵NIFTY50連動型?
SMTAMインド株式インデックス・オープンは、NIFTY50連動型の商品となります。
※NIFTY50….インドの国内株式市場を代表する主要な指数の1つで、インドの国内株式市場で取引されている50の大手銘柄で構成されている
URL:_id_510217_type_k.pdf (smtam.jp)
引用元:SMTAMインド株式インデックス・オープン投資信託説明書(交付目論見書)
引用日:2024年2月3日
NIFTY50連動型で、有名どころだと、
『iFreeNEXTインド株インデックス』
『auAMNifty50インド株ファンド』
などになります。
NIFTY50とSENSEXの違いがよく分からない方は以下の記事もご確認ください。
▶⑶新NISAの成長投資枠での購入が可能
SMTAMインド株式インデックス・オープンは、新NISAにおいては、成長投資枠でのみ投資可能のようです。
これは、他のインド系投資信託上位銘柄と変わりはありません。
▶⑷コスト面の問題
SMTAMインド株式インデックス・オープンの信託報酬は、年率0.308%(税抜0.28%)以内と安いが、他のファンドと違って購入時手数料が3.3%(税抜3.0%)を上限に発生します。
URL:_id_510217_type_k.pdf (smtam.jp)
引用元:SMTAMインド株式インデックス・オープン投資信託説明書(交付目論見書)
引用日:2024年2月3日
他の、信託報酬が安い上位のインド系投資信託においては基本的に購入手数料がかかるファンドはありません。
ですので、初心者の方は必ずどの投資信託を買うにしても必ず、交付目論見書を見ましょう。
特に、交付目論見書の⑴投資リスク⑵特色⑶手数料の欄は必ず確認を!
購入時手数料が多くかかってしまって、せっかく信託報酬がインド投資信託会最低水準であっても、その旨味を享受できない場合は、当然買いにはなりません。
では、本当にこの『SMTAMインド株式インデックス・オープン』は買うべきではないのでしょうか??
▶⑸現状購入可能な証券会社は??
現状こちらの『SMTAMインド株式インデックス・オープン』を購入できる証券会社は、
auカブコム証券とSBI証券と松井証券のみです。
ここで、先ほどの『SMTAMインド株式インデックス・オープン』は買うべきではないのかという問題について触れていきます。
『SMTAMインド株式インデックス・オープン』の懸念点は先ほど、申し上げた通り、他の人気なインド系の低コストファンドと違って、購入時手数料が発生する可能性があります。
しかし、auカブコム証券・SBI証券は当商品における購入時手数料は発生せず、信託報酬手数料のみの発生となります。
※松井証券は現在当ブログで手数料の確認が取れていません。
その為、現状『SMTAMインド株式インデックス・オープン』を非常に買いやすい状況です!!
※2024年3月30日現在。
念のため、auカブコム証券・SBI証券の窓口の方に直接確認させていただいております。
(丁寧なご対応いつもありがとうございます。)
▶⑹結論
これまでのことを踏まえて、当ブログで出た結論は、以下です。
①NIFTY50連動型のインデックスファンドであるため、SENSEXより相対的に中型・小型株も含まれるため成長性にかける人におすすめ
②信託報酬の低さは業界でも上位であるが、購入時手数料はそれなりにかかるかもしれないスキームになっている。
→しかし、auカブコム証券・SBI証券であれば購入時手数料は無料
つまり、手数料の観点からみると、インド株に投資したい方でSBI証券・auカブコム証券の口座を持っている人は買うことを視野に入れてもよさそう!
『SMTAMインド株式インデックス・オープン』を買いたい方はauカブコム証券・SBI証券口座を開かないと、現状買うことができません。
※2024年3月30日現在。
恐らくSBI証券をメイン口座で開設している方多いと思うので、サブ口座や口座開設でポイントを得たい人などは、auカブコム証券口座を作っておきたいところです。
今すぐにauカブコム証券で証券口座を作っておけば、業界最低水準のインド系投資信託に投資が可能になりますよ!!
お申し込みは以下のページから♬
証券口座は作るだけなら無料ですので、今も内に解説だけでもしておくことをおすすめします。(僕も10個以上は持ってまーす笑)
▶②結局どのインド系投資信託が良いの??
まずは、以下の表をご覧下さい。
【インド系投資信託の信託報酬トップ8 2024年3月30日現在】
※購入時手数料を考えないようにするため、ネット証券で買えるもののみで選出。
投資信託検索 – Yahoo!ファイナンスとNISA成長投資枠の対象商品 – 投資信託協会 (toushin.or.jp)を参考に筆者作成
こちらが現在インド系で人気を有している比較的低コストのインド系投資信託トップ6です。
インド系のインデックス系投資信託であれば、以下ファンドが信託報酬が低く設定されている上位のものになります。
『楽天・インド株Nifty50インデックス・ファンド』
『SMTAMインド株式インデックス・オープン』
『eMAXIS インド株式インデックス』
『SBI・iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンド』
『iFreeNEXTインド株インデックス』
『auAMNifty50インド株ファンド』
6つすべて、新NISAの成長投資枠に採用されているので、新NISAでガンガン投資可能ですね。
但し、『SBI・iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンド』はSENSEX連動タイプのインデックスファンドになりますので、どうしてもNIFTY50連動でないと嫌だという方は他の5つから選びましょう。
また、アクティブファンドになるのでこちらの4つよりは信託報酬が高くなりますが、エッジのきいた投資をしていきたい方は、
『イーストスプリング・インドコア株式』
『iTrustインド株式』
がおすすめです。
特に、『iTrustインド株式』がインド系投資信託で唯一の新NISAのつみたて投資枠で投資可能ファンドになりますので、つみたて投資枠でしか投資できない方でそれでもインド株投資をしたい方はこちらで投資する形になりそうです。
何故今後はインド株なのかに関しては、詳しくこちらの記事でまとめておりますので
以下の記事ご覧ください。
他には…
【インド株】新NISA前に!NIFTY50・SENSEX銘柄『ASIANPAINTS』について解説|たかはしんの長期投資・インド株ブログ (takahasi-takasi-blog.com)
投資初心者必見!2024年の新NISAでおすすめ投資信託3選 一部インド株も紹介!|たかはしんの長期投資・インド株ブログ (takahasi-takasi-blog.com)
▶筆者について
こんにちは!たかはしんと申します。
以下が私についてのプロフィールとXです。
よろしければ、フォローお願いいたします!!
流行りのインド株の成長性とリスクをまとめてみました!
— たかはしん@長期投資・節約・ブログ (@takahashin3150) October 14, 2023
新NISAまでには確認すべき内容をまとめています。
最近では、
SBI証券からは愛称:サクっとインド株式
→「SBI・iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンド」
auアセットマネジメントからは「auAM Nifty50インド株ファンド」…
(12) たかはしん@長期投資・節約・ブログ (@takahashin3150) / X (twitter.com)
✅福岡出身。
✅Fランク大学卒。
✅1児の父
✅酒をこよなく愛する
✅一部上場企業で7年ほど勤続中。⇒もう少しで管理職をさせられそう……。
✅もともとかなりのダメ人間。お金や時間などについて勉強した結果、
2年半ほどで資産0円⇒資産450万円達成!
✅2023年は、500万円をまずは目標に、米国株・日本株・積立NISA【オルカン/S&P500】・インド株・アフリカ株・仮想通貨中心に投資活動を行う。
✅投資7年、ブログ4か月、ライティング4か月の経験あり。
インド株・長期投資について色々な記事ご用意しております。ぜひこちらも御覧くださいませ。
インド株投資の成長性とリスク|長期投資×節約で大金持ちに俺はなる!byたかはしん (takahasi-takasi-blog.com)
投資初心者必見!2024年の新NISAでおすすめ投資信託3選 一部インド株も紹介!|長期投資×節約で大金持ちに俺はなる!byたかはしん (takahasi-takasi-blog.com)
現役サラリーマンが語る投資失敗例とほったらかし投資おすすすめ理由とその方法について|長期投資×節約で大金持ちに俺はなる!byたかはしん (takahasi-takasi-blog.com)
現役サラリーマンが考える長期投資のメリットと失敗しない方法について|長期投資×節約で大金持ちに俺はなる!byたかはしん (takahasi-takasi-blog.com)