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インド経済ニュース&投資・節約日記

12/25週のインド株・インド経済ニュースまとめ→インド株バブルに備えよう!!

▶本記事の趣旨

現役サラリーマンたかはしんの

今週直近の気になったインド経済やインド株関連のニュースなどについて

共有する記事となっています。


※本記事は、投資を強く推奨するものではございません。投資は元本割れのリスクがございます。あくまで投資判断は自己責任でお願い申し上げます。


▶目次


今週の注目インド株・インド経済ニュース


▶①インドの製造業を引っ張っていく州は、グジャラート州か!?

JETROの12月23日の記事によると、インドの総合不動産コンサルティング大手で投資運用を手掛けるコリア―ズ・インディアが同月13日に発表した調査レポートがあり、

そこでは、以下のようなことが記載されていました。

①インドの製造業分野は2025年度で1兆ドル(約141兆円)にまでのぼる可能性があり、その製造業で重要な役割を果たす州としてグジャラート州があげられていた。

②同調査によると、2位はマハーラーシュトラ州、3位はタミル・ナドゥ州であった

③グジャラート州が投資誘致に成功している要因としては、

(1)安定した政権統治

(2)港湾、道路、鉄道などインフラの良好な接続性

(3)競争力のある土地

(4)水・電力・再生可能エネルギー資源の価格

(5)州政府の迅速な意思決定や支援策を受けた豊富な労働力

(6)ビジネスフレンドリーな投資環境

(7)グジャラート州政府は、新産業政策によりインセンティブや補助金の約35%ほどを製造業に充てている

(8)インド最大級の投資誘致イベントである、「バイブラント・グジャラート・グローバル・サミット」というイベントを過去9回実施している。

→このサミットから、多額の投資計画の覚書を高い確率で投資プロジェクトへ結び付けてきた実績あり

などがあげられていた。

当ブログでも、インドという国規模での取り組みについては再三取り上げてまいりましたが、州単位でもこれだけしっかり製造業に対してアプローチしていることが非常によくわかる内容であったので取り上げてみました。

インド政府で、「メイクインインディア」で製造業に対してアプローチをしながら、州という規模間でも積極的に海外に対してアプローチできる環境整備やバイブラント・グジャラート・グローバル・サミットのような誘致取り組みを実践していることは今後の非常に重要なポイントになってきそうです。

グジャラート州には、スズキ・ホンダのような日系自動車メーカーやタタやフォードなどの海外自動車メーカーのほか、ボッシュやマキシスなどの自動車部品メーカー、ニベアなどの化粧品メーカー、ネスレ、コカ・コーラといった食品・飲料メーカーなどの工場があります。(2019年6月16日時点)

すでに、有名企業が続々と押し寄せてきていますが、まだまだ脱中国に踏み切れていない企業も多数あろうかと思いますので、今後はインド全体と州というミクロとマクロの部分も見ていきながら、インドに進出する企業に投資していきたいと個人的には考えております。

参考:不動産コンサル大手、GJ州がインド製造業部門の投資受け入れ最適州と予測(インド) | ビジネス短信 ―ジェトロの海外ニュース – ジェトロ (jetro.go.jp)

モディ首相の地元グジャラート州の日系企業進出動向(2)進出業種に広がり、投資環境上の留意点も(インド) | 地域・分析レポート – 海外ビジネス情報 – ジェトロ (jetro.go.jp)

  :

▶②三菱電機FA工場稼働

JETROの12月23日の記事によると、三菱電機が同月11日インド西部マハーラーシュトラ州プネ近郊でFA(ファクトリーオートメーション)制御システムの新工場を稼働し始めたたことを発表したとのことです。

※FA..製造工程・生産ラインなどの各工程を自動化する技術やシステムのこと

この新工場の稼働意図としては、今後見込まれるFA需要の増加に対応するためとみられています。

敷地面積は4万平方メートル、投資額は土地、建物、生産設備を含め約22億ルピー(約38億円、1ルピー=約1.7円)とのことです。

三菱電機はもともとインドでのインドでFA関連機器の本格販売を開始しています。

簡単にまとめると以下です。

1995年 インドでFA関連機器の本格販売を開始

2010年 三菱電機インドを設立

2012年 地場のFA制御システム製品メーカーを買収

2013年 プネにFA開発センターを設立、現地生産を開始

上記のように三菱電機は20年近い年数インドで、販売強化をしてきています。

これまでも、取り上げてきたようにインドは、国を挙げて『メーク・イン・インディア』によって海外からの国内への誘致を図り、各国においても脱中国後の新たな次世代拠点として製造業が盛り上がってきているインドに注目が集まっています。

こういった背景もあり、三菱電機は、特に自動車、食品・飲料、医薬品、データセンター、繊維などの業種を中心として、FA市場の拡大が見込まれると予測しており、今回このような設備の増強を図っているようです。

20年近い歴史を持っていて、これから来そうな業界に身を置く三菱電機には今後も注視が必要ですね。

2023年12月29日引け後のチャート

引用日:2023年12月29日
引用元:楽天i SPEED

参考:三菱電機、マハーラーシュトラ州プネでFA工場稼働(インド) | ビジネス短信 ―ジェトロの海外ニュース – ジェトロ (jetro.go.jp)

▶③インド株は8年連続上昇の勢い

引用日:2023年12月29日
参考:Yahoo!ファイナンス米国版

Yahoo!ファイナンスの記事によると、

インドの株式相場は8年連続の上昇と、上記のチャートから分かるように、年間ベースで過去最長の値上がりで2023年を終える勢いであるとのことです。

堅調な経済成長やインフラ整備の促進、利上げの一時停止が、株価指数を高値に押し上げているとみられています。

不動産や工業、資本財関連の銘柄が上げをけん引した一方、アダニ・グループの傘下企業はここ数カ月の反発にもかかわらず、ほとんどが下落している状況です。

アダにグループの不正…2023年年初来、新興財閥であるアダニ・グループが、

長年にわたって不正会計や株価操縦に関与してきたとする調査レポートが公表されたことによってアダ二グループの株価は大きく下落した。

アダ二の問題はありましたが、モディ首相が24年の総選挙を勝ち抜き、政権を維持するとの見通しが、この強気相場が続くとの期待を高めているようです。

また、メイクインインディアなどの国家規模の取り組みが、海外の資金を呼び始めているようなニュースが連日登場していることも追い風になってきていることも考えられます。

これが、現在織り込み済みなのかどうかは判断できませんが、まだ現状のインドの一般的な認知度で言うと本格的な資金流入はまだまだなのかなと考えております。

過度な期待はせずに、安くなれば投資信託やインド関連の個別株を買っていこうと考えています。

とにかく注視は必須ですね。

参考:インド株は8年連続上昇の勢い、中国と対照的-アダニ銘柄の軟調続く(Bloomberg) – Yahoo!ファイナンス

インド株にご興味ある方は、インド株の魅力やデメリットについて書いた記事もございますので、そちらも是非ご覧ください!!

インド株投資の成長性とリスク|長期投資×節約で大金持ちに俺はなる!byたかはしん (takahasi-takasi-blog.com)

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長期投資について色々な記事ご用意しております。ぜひこちらも御覧くださいませ。

インド株投資の成長性とリスク|長期投資×節約で大金持ちに俺はなる!byたかはしん (takahasi-takasi-blog.com)

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