あなたのインド株に対するこんな疑問を解消できます!
この記事では、以下のことを知ることができます。
①インド株の魅力について
②「iFreeNEXTインド株インデックス」がどういったファンドなのか?
③現在、信託報酬の低いインド系投資信託は?
僕は普段サラリーマンとして働きながら、余剰資金を毎月積み立てで、
インド株インデックス投資をやっています!(現在7銘柄保有)
【リスト】
✅SBI-フランクリン・テンプルトン・インド株式インデックス・ファンド
✅(アムンディ・インデックスシリーズ)インド株
✅auAM Nifty50インド株ファンド
✅SBI・iシェアーズ・インド株式インデックス・F
✅iFreeNEXT インド株インデックス
✅iTrustインド株式
✅HSBCインド・インフラ株式オープン
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十分に仕組みやリスク、費用についてご理解いただき、ご自身の判断にてお取引くださいますようお願い申し上げます。
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【目次】
・さいごに
インド株投資が何故人気なのか??
新NISAなどでも非常に話題となったインド株ですが、証券会社各社の投資信託積み立て設定ランキングの上位などにも入ってきたりしてきており、非常に人気が過熱してきております。
今年の6月に行われたインドの総選挙でさらに注目度を集めているインド株です。
では、何故インド株がおすすめされる声が多いのかをまずは、簡単に解説します。
すでにそんなことわかりきっているよという方は、
以下からスキップしてください。
インド株が人気な3つの理由
インド株の人気には、大きく分けると3つの理由があります。
①成長性→人口増加や国策による成長性
②長期的に右肩上がりな株価
③買える商品の幅の拡大や手数料下落による買いやすさUP
以上3点についてのポイントを以下にまとめてみました!
①成長性→人口増加や国策による成長性
◆世界一の人口と更なる人口増加による経済成長
引用元:国連HPインド国内の人口予想グラフ
引用日:2024年4月24日
URL:World Population Prospects – Population Division – United Nations
上記は、国連(United Nations)のインド国内の人口予想に関するグラフです。
どの予測を切り取ってみても少なくとも人口減少の予測はなく、
2050年付近までは人口増加する予測がされており、人口増加による内需拡大・生産性向上などによる経済発展が期待されています。
◆2050年までには、世界第2位のGDPに到達する予想がされている未来の超経済大国!?
引用元:国連HPより引用 2024年度インド国内の人口ピラミッド
引用日:2024年4月24日
URL:World Population Prospects – Population Division – United Nations
インドは人口がただ多いという訳ではありません。
上記は2024年の人口ピラミッド予想ですが、こちらから分かるように若い人が多い、
いわゆる「つぼ型」と言われる人口ピラミッドの形状をしております。
インドの平均年齢は28歳ほどといわれており非常に若い世代の比率が高いのもポイントの一つです。
次に、人口の多さ×平均年齢の低さによって予想されるのが、「人口ボーナス」です。
※人口ボーナス….人口転換の過程において、従属人口に比べ生産年齢人口の割合が増大する時期や状態のこと。
労働力が豊富で社会の生産性が高く、経済活動の重要な好機といわれる。(日本では 1960 年代から 90 年代がこの時期にあたり,高度経済成長を支える重要な要素となった)※bing参照
インドの人口ボーナスはいろいろな意見がありますが、2020年頃~2030年代で発生する予想がされています。この人口ボーナスで強い経済発展が予想されています。
図1 2016‐2050年の年平均実質GDP成長率の予測
URL:PwC、調査レポート「2050年の世界」を発表 先進国から新興国への経済力シフトは長期にわたり継続‐インド、インドネシア、ベトナムが著しく成長 | PwC Japanグループ
出典:国際連合の予測に基づくPwCの分析
引用日:2024年4月24日
また、2050年までには、上記グラフから分かるように、
インドはベトナムに次いで2番目に高い成長率が予測されており、世界的に見ても、インドのGDP成長は世界トップクラスであると予想されているのです。
◆インフラ整備や国全体のIT化が進んできており、国の課題や強みに特化した国策が様々存在する
→「メイクインインディア」「スマートシティ」「スタートアップインディア」などの
IT化促進やインフラ強化で国力を高めたりすることで、世界各国の有名企業がインドへの進出をしてくれるように促したり、国民の生活を豊かにして国力を高める国策があり、インドは世界から注目されています。
この国策もすぐに成果が出るものではなく、長期で結果が出えてくる可能性が高いため、長期的な魅力といえるでしょう。
②長期的に右肩上がりな株価
◆長期で見た場合、SENSEX/NIFTY50は、日経平均やS&P500をはるかに上回るパフォーマンスを誇ってきた
赤:NIFTY50 黄:SENSEX 黒:S&P500 水色:日経225
引用日:2024年4月28日
引用元:^NSEI Interactive Stock Chart | NIFTY 50 Stock – Yahoo Finance
上記は、代表的な指数である日本の「日経225」とアメリカの「S&P500」とインド株の代表的な指数である「SENSEX」「NIFTY50」の過去の株価を比較したものになります。
ここから分かるようにインド株の方が長期でみた場合S&P500や日経225よりも圧倒的な株価のパフォーマンスを見せているのです。
③買える商品の幅や手数料下落による買いやすさがUP
◆今現在は、投資信託・ETF・CFD・ADRでインド株投資が可能!
インド系の金融商品は手数料関係が下がったものが多く、特に「投資信託」「ETF」は信託報酬のような手数料下げ合いが勃発しています。
これにより、インド株投資信託の積立設定が活発になってきています!
【結論】
①成長性→人口増加や国策による成長性
②長期的に右肩上がりな株価
③買える商品の幅や手数料下落による買いやすさがUP
によって、インド株特にETFや投資信託は人気急上昇中なのです!
より詳しくインド株のメリットやインド株のインデックス投資のおすすめ理由について知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
インド株投資信託について
インド株投資信託について、あまり詳しくない方は以下のブログをまずはご確認の上続きをご覧いただいた方がより理解が深まるかと思いますので、以下のブログを是非ご覧くださいませ!
iFreeNEXTインド株インデックスについて
まずは、「iFreeNEXTインド株インデックス」の基本情報から解説していきます。
1,基本情報
銘柄名 | iFreeNEXTインド株インデックス |
設定日 | 2023年3月13日 |
ベンチマーク指数 | Nifty50指数(配当込み、円ベース) |
基準価格 | 15,409円 |
純資産残高 | 152,607(百万円) |
リターン(一年) | +18.83% |
信託報酬額 | 年率0.47300%(税込) |
ファンドの仕組み | ファミリーファンド方式 |
主要投資対象(ティッカー) | Nifty50 |
新NISA対応か? | 成長投資枠対応 |
⑴Nifty50指数(配当込み、円ベース)の動きに連動したファンド
⑵信託報酬額は、インド系投資信託の中ではまずまずの年率0.47300%(税込)
⑶インド系投資信託の中でも、トップ10に入る純資産残高であり相対的な安定感が魅力
やはり、このファンドの最も注目すべき点はインド系投資信託の中でもまずまずの信託報酬額でありながら、純資産残高がトップ10入りしていてかつリターンも取れているというバランスの良さです。
次章では、さらに当ファンドの特色や構成銘柄について深堀していきます。
2,ファンドの特色や構成銘柄について
ファンドの特色や構成銘柄について深堀していきます。
⑴Nifty50・構成銘柄について
まず、Nifty50というのは、インドの国内株式市場を代表する主要な指数の1つで、インドの国内株式市場で取引されている50の大手銘柄で構成されている指数となります。
iFreeNEXTインド株インデックスはこのNifty50の動きに連動させることを目的としたファンドです。
NIFTY50やSENSEXについてよく分からない方はこちらの記事を是非ご覧ください。
次に、具体的なiFreeNEXTインド株インデックスの投資先についてです。
以下は、iFreeNEXTインド株インデックスの投資信託説明書から引用した組み入れ銘柄やセクターなどの資産状況となります。
引用日:2024年12月15日
特徴としては、
①上位の10銘柄で65.1%の高い構成比であること
②構成銘柄トップの「IFSC NIFTY 50 OCT 24」はNifty50指数先物銘柄③セクターで見ると、金融 24.2%、情報技術 9.3%、エネルギー 8.4%の順に構成比が高い
④指数以外の個別の構成銘柄も、リライアンス・ICIC銀行・HDFC銀行・インフォシスなど有名どころばかり。
資産に関するポイントは以上です。
⑵直近のパフォーマンス
次に、直近のiFreeNEXTインド株インデックスパフォーマンスについて解説いたします。
【運用実績】
引用日:2024年12月15日
上記の運用実績からも分かるように、当ファンドの基準価格は設定当初の約10,000円→直近約15,000円ほどにまで成長を遂げています。
また、純資産の総額もしっかりと伸ばしながら安定性を高めているところも繰り上げ償還リスクを低減しているポイントとして非常に優秀であるといえます。
インド株特有の上下に高い騰落率が直近ではプラスに働き、過去一年間は「25.8%」となっていますね。
もしかすると、来年は逆に強い下落等があることは考えられるため、短期投資になると非常に難易度は高いですが、インド株の長期的な成長を期待してらっしゃる方にとっては、買い増しチャンスになろうかと思いますので、マイナスに捉える必要はないと考えております。→筆者は下落して買い増しチャンス到来待ちです。
⑶ファンドの安定感
現在、「iFreeNEXTインド株インデックス」はインド系投資信託の中では信託報酬年率0.47300%(税込)で9位であり、比較的低い信託報酬でありながら、純資産残高152,607(百万円)でインド系投資信託の中で10番目に高い水準となっています。
加えて、過去一年間のリターンは、+18.83%と非常に高くなっており、バランス型のインド系投資信託であると筆者は考えております。
(いずれもデータは2024年12月15日現在)
特に、純資産残高はそのファンドの安定性に関わるという見方もあり、ファンドの繰上償還などのリスクにもかかわってくる部分になりますので、そういった意味では安心できる部分もありそうです。(もちろん絶対に繰上償還リスクがないということではありません。)
3,信託報酬比較
以下は、各ファンドの信託報酬で羅列した表です。
【2024年9月29日時点 信託報酬1%以下のインド系ファンドリスト】
2024年9月29日データにて投資信託検索 – Yahoo!ファイナンスより筆者作成
※ネット証券から購入できるもののみでリスト化
以上の表から分かるようには2024年12月15日現在、インド系投資信託では9番目の信託報酬額の安さで設定されています。
熾烈なインド株投資信託の信託報酬の下げ合い合戦は、いまだなお続いており、非常にインド株が盛り上がってきている証拠といえますね。
少し、話は逸れますが、
上記でご紹介した投資信託は、信託報酬目線からお話をさせていただきましたが、リターンの高さという視点からみてみると、直近では、インドのインフラ関連の
『HSBCインド・インフラ株式オープン』や
『イーストS・インド・インフラ株式ファンド』
『SBI・UTIインドインフラ関連株式ファンド』
などが上位に来ていたりします。
以下は、直近のリターン上位6ファンドのランキングです。
【2024年10月2日時点 年率のリターンが高いインド系ファンドリストトップ6】
2024年10月2日データにて投資信託検索 – Yahoo!ファイナンスより筆者作成
※ネット証券から購入できるもののみでリスト化
コスト面よりも、リターンを取りに行きたい!というからは是非参考にしてみてください。
4,iFreeNEXTインド株インデックスの強み
①インド系投資信託の中では信託報酬年率0.47300%(税込)で9位比較的低い部類
②純資産残高152,607(百万円)でインド系投資信託の中で10番目に高い水準
③過去一年間のリターンは、+18.83%
→基準価格も設定から約150%伸長!
5,リスク
インド系の投資信託はあくまで金融商品であり、預貯金ではなく、投資元本が保証されているものではありません。
さらに以下のようなリスクが想定されるため、お取引の際は十分にご注意ください。
※リスクは以下ですべてではございません。
※現在、のリスクについて正確に書かれた資料が発見できないため、あくまで一般的な投資信託商品で想定されることのおおいリスクを抜粋しております。
【株価や指数・為替など価格が変動してしまうようなリスク関連】
・株価変動リスク
・債券価格変動リスク
・株価指数先物リスク
・外国為替先物リスク
・為替変動リスク
・信用リスク
【そのほかのリスク】
・有価証券の貸付等におけるリスク→有価証券の貸付等には、取引相手の倒産等により契約が不履行になる可能性があります。
・流動性リスク→市場環境の変化などによって、保有する有価証券の流動性が低下し、投資者が換金したいときにできなかったりと制約がかかるリスクが想定されます。
・カントリーリスク→国固有の事情によって株価が変動したりするリスクも考えられます。
・税制変更リスク→税金の徴収方法などの影響がある可能性があったりします。
・ファンドの繰上償還リスク→ファンドの継続が厳しくなった場合には、信託を終了させることがあります。
特に、「iFreeNEXTインド株インデックス」は、「IFSC NIFTY 50 OCT 24」というNifty50指数先物の比率が高いため、より先物指数でのリスクが高い可能性があることも購入時は念頭に置いておきましょう!
6,まとめ
「iFreeNEXTインド株インデックス」についてまとめると、
⑴Nifty50への連動を目指すファンド
⑵セクター別にみると金融 24.2%、情報技術 9.3%、エネルギー 8.4%の順に構成比が高い
⑶個別の構成銘柄も、リライアンス・ICIC銀行・HDFC銀行・インフォシスなど有名どころ。
⑷インド系投資信託の中では信託報酬年率0.47300%(税込)で9位比較的低い部類
⑸純資産残高152,607(百万円)でインド系投資信託の中で10番目に高い水準
⑹過去一年間のリターンは、+18.83%
→基準価格も設定から約150%伸長!
⑺様々なリスクは想定しておく必要があり
→Nifty50指数先物の比率が高いため、より先物指数でのリスクが高い可能性
さいごに
最後にインド株における全体まとめになりますが、
①インド株には、人口増加による経済成長期待やモディ政権下における様々な政策が期待されている
②各証券会社が新NISAに合わせてインド系のETF・投資信託を強化している傾向にある
③信託報酬の比較的低いファンドが次々と出てきており、かなりインド系投資信託が投資しやすくなってきている
本記事を参考にご自身の投資スタイルに合わせたインド株投資方法をご検討いただければ幸いです。